【自作イヤホン】ユニバーサルイヤホンの作り方 ~完成まで~

見出しの画像.jpg
こんばんは~お久しぶりです。

今回は前回の記事の続きでございます。今回はいよいよイヤホンを作っていきます。
それではさっそく、制作していきましょう!

1.メス型の作成


前回準備した、ベースとなるイヤホンからメス型を作成します。

↓僕はこいつからメス型を作成しました。
ベースとなるイヤホン.jpg
イヤホンのコネクタ部、ステム部にセロハンテープ等で塞ぎ、シリコンが流れないようにしてください。(隙間があったら塞ごう)
イヤホンのフェイスプレート部にセロハンテープを貼って、紙コップの底に貼り付けて固定します。
硬化剤をよくかき混ぜた透明シリコンを紙コップの中に注ぎ込んでください。その後、前回用意した
真空保存庫に入れ、シュコシュコして空気を抜きます。
その後、机等に置いて一日待ちます。

↓こんなかんじにしてね
作っているところ.jpg
硬化が完了したら、紙コップを切り取りシリコンを取り出します。
上部のバリ(?)を取り除き、イヤホンを取り出してメス型完成です。

↓完成したメス型
15869.jpg

2.シェルの作成


先程作成したメス型に、レジンを流し込みます。
369樹脂をお使いの場合は、使用する分の量を切り取ったアルミ缶に流し込みましょう。紙コップだと溶けてしまいます。

↓こんなかんじに
369ジユし.jpg
着色する場合は、トナー液を爪楊枝の先に少し付けてレジンといっしょに混ぜます。
前回紹介した、シェルパウダーを使う場合もレジンといっしょ入れ混ぜます。
シェルパウダーの量は多めがいいかと思います。また、使うシェルパウダーの色と同じ色で着色してからシェルパウダーを混ぜると綺麗に作ることが出来ます。

↓シェルパウダー
15836.jpg
混ぜ合わせたら、上にアルミホイルを被せて遮光します。
UVランプの光をあて、硬化させます。
 
※レジンによって硬化時間が異なります。今回は外側だけ硬化させますので
前回紹介した、369樹脂だと大体3分~4分になります。
太陽の雫だと、30~60秒程になります。


↓硬化中...
作成中.jpg
外側が硬化したら、内側の未硬化レジンを取り出します。別の容器に流すのがいいと思います。
その後、シェルを取り外さずに内側がベタベタしたままので、UVライトを照射します(約4分)
その後、さらに裏返してUVライトを照射します(4分)
これで、ベタベタは取れるかと思われます。これでもまだベタつきが残る場合は、日の当たる場所に置き乾燥させましよう。

↓完成したシェル
完成したモノ.jpg

以上の手順を繰り返して、理想のシェルを作成しましょう。

↓いろいろなシェル
完成.jpg

3.シェルの加工


上の手順で作成したシェルを加工していきます。
リューターを使用して、mmcxを固定する位置に凹みをつけます。
また同様にリューターを使い、シェルに音導管を通す穴をあけます。

4.ドライバの取り付け


いよいよ、ドライバをシェル内に固定していきます。
ドライバとmmcxとコネクタを、用意した内部配線を使って半田しましょう。
また、ネットワークを作成した場合はドライバとmmcxの間にとりつけましょう。
今回はネットワークについての説明はカットします...次回ネットワークの設計についてまとめます...

次に、ドライバに音導管を取り付けます。音響フィルタを取り付けるため、音導管のサイズは内径2mmのモノを使います。前回用意した楽天の音導管セットの中にあります。
ドライバと音導管はUVレジンで固定します。

↓がんばって絵で表現しました
音導管の取り付け.png

音響フィルタについては、お好みのモノをお使いください。
その後、音導管をシェルに通してドライバを取り付けていきます。

↓参考画像
ドライバ釣りつけ.jpg

ベストポジションを見つけたら、UVレジンでドライバを固定しましょう。
また、音導管もレジンで固定していきましょう。
その後、余分な音導管を切り取ります。
mmcxも同様にレジンで固定していきましょう。

↓固定後
とりつけた後.jpg

5.フェイスプレートの作成、取り付け


音が出る事を確認できたら、いよいよフェイスプレートを作っていきます。
四角形型にレジンを固めたものをシェルを貼り付けて、切り出していく...など色々な作り方がありますが、今回は私がよくやる方法を紹介していきます。

まず、メス型を作成する際に使ったイヤホンと透明のおゆまるくんを用意します。
おゆまるくんを温めて、↓の画像の通りにイヤホンを押し当てます。
イメージ.jpg
こうやってフェイスプレートの型を作成します。

↓完成した型(イメージ)
方.jpg
これを使ってフェイスプレートを作っていきましょう。シェルの作り方と同じです。
作りましたら、シェルとフェイスプレートをレジンでくっつけましょう。

6.研磨、コーティング


いよいよ、仕上げ作業となります。
まずは、フェイスプレートを取り付けた際のバリを取っていきます。

↓バリだらけ
未完成.jpg
バリを取り除いた後、サンドペーパーで磨きます。
私は、400→600→1000→2000→コンパウンドです。
1000番と2000番からは水研ぎなので、注意してください。

コーティングで艶を出したい方は、2000番まで磨いてから用意したレジンを全体に塗って硬化させます。
その後、一日放置し乾燥させましょう。

そして完成です...!!!


完成.jpg

だらだらと長い文章失礼しました...
ちょこちょこ、別のイヤホンが出てきたりしてすみませんでした...画像がこれしかなかったので...
疑問点がある場合はコメントにどうぞ。

この記事へのコメント

  • けだるげまん

    音導管の取り付け内径1mmの奴がちょうどスパウトにフィットするからスパウトに1mmのを被せてから2mmのものを被せると上手くと思う。
    カナル細くて音導管いっぱい入らない場合は中低域は音導管細くてもそこまで減衰しないから中低域ドライバは音響抵抗の部分だけ2mmにしてその先は内径1mmにしても大丈夫かも。
    2016年11月21日 10:46